星団日記

中央市議会議員なとり義高です。

マスク、マスク、マスク・・・

 こどもサポートやまなしの勉強会でのことです。おやつの時間マスクをひょいと器用にあげては、ぱくっとお菓子を食べるこどもたちの姿を見たとき、エチケットマスクもここまできたのかと衝撃でした。これと同じ気持ちになったのは、新聞に「マスクを20分外していた」と記載された一行を見た時です。(例の感染者数、実はPCR陽性者数掲載らん)3.11原発震災の時布マスクは非衛生的、不織布マスク放射能をブロックできないとさんざん教えられましたが今では、笑顔も表情も見えなくなる色とりどりのマスクが泳いでいます。私は元々花粉症があり気管支も弱いし寝ている時口呼吸をしているそうなので、就寝時にはいつもマスクをして寝ています。ですから家には元祖アベノマスクはたくさんあります。(アベノマスクはありがたかったのですが布端がもうすり切れてしまいました)
 「新鮮な空気を吸い体の中の汚れた物を吐き出すのが呼吸だと思うのです。マスクは病気の方にはプラスになるのでしょうが、四六時中マスクが顔にピッタリしているのでは、きたないものをずっとくっつけたまま息をしていることになりませんか。デトックスになりませんね」とある方に教えられ私は深くうなずいてしまいました。今、マスクに関するニュースが入ってきました。WHOヨーロッパ地域事務局はマスク着用が95%になれば外出制限は必要なくなるとして、マスク着用を徹底するよう呼びかけました。(ヨーロッパのマスク着用率は60%以下2020.11.20発信)マスクについては、こんなたとえをしている本もありました。「マスクの隙間とウイルスの大きさを考えると、鶏小屋の金網で蚊を排除するに等しいので、・・・・」本当はこわくない新型コロナウイルス 井上正康 著(大阪市立大学名誉教授・分子病態学)です。さあ、あなたは何を信じますか。この本で著者が言いたかったことは自分の頭で考えてほしいということです。おかしい。なんだかおかしいという感覚を私は大切にしたいと思います。2020年も残りわずか、私の身の回りではコロナ以外で多くの方が亡くなりました。たくさんの方がきちんと死者を見送れず悲しい想いをしたことでしょう。日本人の死生観まで変えざるをえなかったのです。「日本ではウイルスの実害よりもメディアが煽った恐怖心と情報の暴走による〝インフォデミック″が政府や国民を過剰反応させ、〝社会的同調圧″が国民を萎縮させて人災を深刻化させつつあります。」とこの本の「はじめに」で著者は語っています。私はこの本を読んでどうして日本と東アジアでは死者数が少ないのか、納得できました。「正しい怖がり方」を学んで勇気をもらい明るい気持ちになれました。とこれを書いている時、新聞の社会面を開くと、話さず食べる「マスク会食」なるイメージ図が飛び込んできました。国内感染過去最多を更新する日々になりそうな日に。