星団日記

中央市議会議員なとり義高です。

星団新聞 巻頭言

マスク、マスク、マスク・・・

こどもサポートやまなしの勉強会でのことです。おやつの時間マスクをひょいと器用にあげては、ぱくっとお菓子を食べるこどもたちの姿を見たとき、エチケットマスクもここまできたのかと衝撃でした。これと同じ気持ちになったのは、新聞に「マスクを20分外し…

有機にこだわる

柴咲コウさんが、種苗法が変えられることに物申すとSNSで発信したことがきっかけで、一般の人にも改定案の問題が知られるようになりました。彼女が有機農法でしっかり頑張っているのを数年前、私もテレビで見ました。私は、25年前から有機で野菜や米を作って…

コロナで思う

自然災害と同じように、今回のコロナという感染症も実は災害だったんだと思いました。ふたつの大地震、度重なる水害の際にも人々はすぐに動き、手を差しのべました。今回のコロナ災害は、地球規模でほぼ同時期に発生した得体の知れないものでした。多くの人…

GMトウモロコシはどこへ?

ゆであげトウモロコシを前にまるですごい事のように妻がかぶりつきながら誉めてくれました。昨年の夏はどうしたことか、鳥にも虫にも全部食べられずに、少しだけ人間の口にも入ったのです。遺伝子組み換え(GM)トウモロコシを、私たちはこんな風にまるごと…

子どもにとって もっとも いいこと

「子どもに、ではなく、子どもと」を大切に活動している大人たちの考え方は、次の通りです。「社会のかたすみで声をあげることもできない小さく抑圧された子どもたち、素晴らしい才能と限りない希望を持ちながら、生まれや生育環境でさまざまな困難の中で生…

カナリアたちの叫び

「本人は死にたいと思い、周りは死んでくれと思う。そして、実際に死んでしまって周りは良かったと言う」化学物質過敏症を苦に自殺した女性の夫の言葉です。「香害(化学物質過敏症)から身を守る」古庄弘枝著・鳥影社発行より引用。化学物質や電磁波、エコ…

水は商品か権利か

なとり義高の市民と実現宣言ではくり返し「森の文化・水の文化」を育み安全な水を守りますと宣言してい ます。特に4期目の宣言IVでは「水道事業の民営化には反対します。」と掲げました。このことは昨年12月、 私がもう一度市議会議員にチャレンジしようと…

水俣病とプラスチック

年6回の偶数月にふるさと公園水辺の学校で水質調査を続けて20年以上経ちます。当初より格段と水質が よくなり今年2月15日の調査では、透視度が100cmもありCODが2という結果になりました。一方で「川ご み」は逆に増えています。このことは、2008年の星団新…

輝く⭐︎希望のまちへ

それは、私が40歳になる年の1月17日の早朝におきました。神戸の地震、阪神・淡路大震災です。1995年、私は甲府青年会議所(JC)の卒業を控えていました。地域にかえり、今までJCで学んできたことを何か地元でできないかと思っていた時でした。とるものもと…

今の私を支えるもの

日本で初めて、住民投票条例制定を求める直接請求運動が起きたのは立川市です。星団新聞37号(2015.12.1発行)で紹介しました「土地に杭は打たれても・・」の米軍立川飛行場拡張計画への反対運動が勝利した後の、1979年のことです。残念なことに制定には至…

一流の田舎をつくる

昨年11月、福島で開催された全国市議会議長会フォーラムで、私が今まで考え願っていたまちづくりの根本姿勢とぴったり共感できるお話を伺いました。なんとか、山梨でも政治家たちに聴いてもらいたいと思い実現したのが、2月4日の山梨県市議会議長会後期議員…

31球目も直球で勝負

「一つの制度や法律を作ったために、100人のボランティアを失うとすれば、私は100人のボランティアの側を選ぶ」ソーシャルワーカーの先駆けメアリー・リッチモンドの言葉です。 中央市も多くのボランティアに支えられています。ボランティアのチカラは…

ストップ「依存症社会」

2014.9.1 星団新聞31号 東日本大震災では東北地方が壊滅的な被害を受けました。復興に動き出した街で、ひときわ盛況なビジネスがある、それがパチンコ店だそうです。周りがいかなる状況でもやらずにいられない、それが依存症の正体です。「アルコール依存症…

その手を離さない

2014.6.21星団新聞30号 「老い」は「生きる」と同じ、「老い」は「生(お)フ」に通じるという説があります。だとしたら、生きていることを肯定するのと同じように、老いも肯定されなければなりません。老人問題は、老人に問題があるのではなくて、老いにかかわ…